7月 25 2008年

続・アップリカ製のベビーカーの欠陥放置事件

[ 投稿時刻 ] 23:04 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

先日のエントリーで触れたアップリカ製のベビーカーの欠陥が放置されていた事件の続報です。

当初発表された対処法は、ベビーカーのネジはユーザ自身で点検をし、もし問題があった場合にはメーカーが無償で送るネジと交換する、というものでした。 その対応方法はメーカーとしての責任を放棄しているように個人的には感じていました(ユーザ側で確認し、ちゃんとネジを締め付けても今後再び発生することって無いとは言い切れないのではなかろうか… とも思うし)が、今日になって対処方法の見直しを決定したようです。その背景には、メーカーが示した対処法に対してユーザからの苦情や問い合わせが多数寄せられたことがあるようです。

まぁ、当然でしょう!!

以下、本日の YOMIURI ONLINE 記事より転載。


ベビーカーのリコールを進めている「アップリカ・チルドレンズプロダクツ」(旧・アップリカ育児研究会アップリカ葛西)は 24 日、リコール方法の見直しを決めた。

使用者の依頼があれば、同社が委託した運送業者がベビーカーを回収、同社で点検・改修したうえで返送する。ベビーカーのような日用品のリコールで、個別訪問で対象製品を回収するのは異例だ。

同社製ベビーカーでは 2007 年以降、ハンドルフレームと背もたれをつないでいるネジが緩く締められていたために脱落し、シートが外れて赤ちゃんが転落する事故などが計 6 件発生。同社は今月 7 日、使用者がネジを点検し、緩んでいる場合は同社が無償で送るネジと交換する方法でリコールすると発表した。

しかし、使用者自身で点検したり、ネジを交換したりすることには不安があるとして、同社には問い合わせや苦情が集中していた。

同社はリコール開始時、対象台数を 12 シリーズ計約 59 万台と発表していたが、最終的なリコールの対象は 14 シリーズ計約 61 万台に増加する。

確かに、今回新たに発表された追加対策のように、毎日使うベビーカーみたいなものを個別訪問して回収するのは異例だと思う。かなり踏み込んだ対応として、アップリカの取り扱い店舗に社員を派遣して、対象モデルの利用者にベビーカーを押してきてもらうのが常識的なレベルではないだろうか。今回の対応は、かなり踏み込んだ対応だとは思うけれど… 最初の対応を誤った時点で、せっかくの追加対応もイマイチ… これまでにも三菱自動車の欠陥隠しをはじめ、色々な欠陥隠蔽事件によって企業が被る影響がニュースになってきた(逆に、松下電器の欠陥ストーブの対応の素晴らしさもニュースになったが…)けれども、結局は 対岸の火事 として眺めていたんでしょうね。

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