我が家はベランダの日当たりが良く、ベランダシンクもあるので、ゆくゆくはベランダにプランターを置いて、手軽な野菜(プチトマトとか)やハーブを育てたいな、と思っています。野菜や植物の生長を見たり、感じたり、ベランダで栽培している野菜を収穫することを通して、ポニョ の感情を豊かに育んであげたい、という思いがあります。収穫した野菜を使って、一緒に料理を作ったり… けっこう、今から楽しみにしているシーンです。んー、いつになるやら…
昨今の不景気、度重なる食物偽装も手伝ってか、ベランダや庭で野菜やハーブを育てる「フードニング」が人気だという新聞記事を読みましたので、以下に転載します。
「フードニング」人気じわり ベランダでプチ農家気分 食の安全を意識 園芸店は売り場拡大
不景気による節約志向や食の安全への意識の高まりで、ベランダや庭で野菜やハーブを育てる、ガーデニングならぬ「フードニング」が人気を集めている。育てる楽しみ、安全、節約‐という“一石三鳥”の趣味として、若い女性を中心にファンが増加中だ。
福岡市西区の園芸店、平田ナーセリー福岡西区小戸店では、野菜やハーブの苗、種の売り上げが、昨年同期比で2割増えた。そのため売り場も拡大しトマトやナス、レタスなど約100種の苗をそろえている。
草場貞門店長(48)によると、昨年1月の中国製冷凍ギョーザ中毒事件を受け、食品への不信感が高まり「自分で作った野菜なら安心して食べられる」と、野菜の苗が売れ始めたという。
■280円の苗でミニトマト100個 節約志向も後押し
それまでは、畑や庭を耕す時間的な余裕がある定年退職者などの楽しみという傾向が強かった家庭菜園だが、最近は「ガーデンバッグ」(210‐819円)という布製のプランターが登場。布で水をろ過するため、ベランダで育てても泥水が流れないとあって、マンション暮らしの若い女性の需要が出てきた。
売れ筋は、アスパラガスの株や葉野菜の種、ミニトマトの苗など。ミニトマトの場合、280円の苗1つで100個以上の実が収穫できるお得感も好評の理由という。
「取れたてを調理するプチ農家気分も、女性に受けているのでは」(草場店長)。
農地1区画(15平方メートル)を年間8000円で貸し出す福岡市の「市民農園」も人気が高い。同市農業政策課によると、2008年度の募集には、空き農園16区画に対し、188人が応募。抽選倍率は前年比3倍超の11.8倍に上った。
自宅の花壇を菜園に変えて、トマトなどの野菜を栽培する同市西区の大橋トミさん(78)は「たくさん収穫できるので、おすそ分けして近所の人に喜んでもらえるのも楽しみ」。大橋さんの次女浦淑子さん(55)も「不景気の中、家計は大助かりですよ」と笑顔だった。
転載元 : 西日本新聞 2009年3月26日01時58分
ベランダや庭で野菜やハーブを育てることを「フードニング」と呼ぶとは知りませんでしたが… Google で
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また、昨今よく聞くワードに「食育」があります。実は、この「食育」という言葉は最近できたものではなく、「体育」、「知育」、「徳育」と並ぶ重要な教えとして、明治の頃には既に存在していた言葉だそうです。それほど歴史のある言葉が改めて注目されているのは、やはり我々の食生活や食文化が崩壊しつつあり、食糧自給率が低下していることが原因なのかもしれませんね。
ちなみに、「食育」に関連した法律や計画もあります。食育基本法 と 食育推進基本計画 です。
堅苦しい法律はさておき、我々が親として子供への「食育」に関して注意しなければならないポイントがまとめられたページがありました。食育・食生活指針の情報センター e-shokuiku.com の 年代別のアドバイスやポイント というページに、乳児期・幼児期・学童期等、人生のステージにおける食事や食習慣のポイントが紹介されています。
現在の ポニョ のステージは乳児期なので、離乳の進め方に関して簡単にまとめられています。
また、次のステージの幼児期では、親としては子供に薄味のものを食べさせることが大切で、規則正しい食生活を心掛けることが肝要なようです。牛乳や乳製品は身体づくりには欠かせない栄養素であり、この時期は骨や歯が形成される発育盛りな時期なので、しっかり与えないといけないようです。
将来、子供には好き嫌い無く何でも食べてもらいたいし、素材そのものにも興味・関心を持って欲しいと思っています。また、どこで、誰と食事をしたとしても、子供が恥ずかしくないような最低限の礼節(食事のマナーや感謝の気持ち)を身につけさせる責任が親にはあると思っています。
「食育」って、子供の一生に関わるので、親としては責任重大ですね…