Posts tagged: 世間のニュース

3月 29 2011年

これがリアルなんだろうな…

[ 投稿時刻 ] 23:15 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

数日前からtwitterで話題になっていた、東京で看護師として働く女性が今回の大震災で最も被害の大きかった都市の一つ、陸前高田に災害対策支援医療チームの一員として派遣されたことを綴ったブログ

読もうと思って、心のブックマークに入れておいたのですが、読み始めると一気に読んでしまって、そして何度も涙ぐんでしまいました。報道では決して触れられることがない、リアルな震災の被災現場のレポート。そこに派遣された「プロ」としての職業観と一個人としての感情の起伏が克明に記してありました。

阪神大震災で被災した経験があるので、今回の大震災の件について、敢えて当方のブログで触れることはやめておこうと思っていたのですが… 被災体験そのもの、あの時目にした光景、味わった苦労は自分の人生観を変えるものでしたが、それでもやはり時間の経過と共に風化してしまっていることに気付かされてしまいました。

今回の大震災の被災現場では、電気もガスも復旧していない中、寒い体育館の中に避難している住民(小児や高齢者)の中でインフルエンザが流行しそうになったり、救援物資が届かないために生米を食べた結果、胃腸炎を起こしてしまった人がいたり、次々と脱水症や低体温の患者が搬送されてきたり… 本当に目の回るような忙しさだったようです。おまけに、東京から万単位で現地に持って行ったガーゼや点滴では全く足りないような状況の中で、住民を元気づけるために「笑顔」を意識して、対応を続けていました。

しかし、極限状態に張り詰めた状況の中、初産の妊婦さんが産気付いたとの連絡が入り、彼女は出産のサポートに回ります。そして、無事に赤ちゃんを出産。そのシーンについて、次のように記載されています。

そういえば今日もあんまり笑顔を見せてないなって時に
妊婦さんが産気づいたとの連絡。

私と同じ年くらいの初産の妊婦さん。

助産師の免許はないから
点滴の確保とベビーキャッチにまわりました。

点滴を入れていると
「重症のかたがたくさんいるこんな時に本当にすみません」と。
「何をおっしゃいますか!!
高田のみんなや全国のみんなが赤ちゃんを待ってますよ!!」と声をかけました。
赤ちゃんは明日への希望です。

元気な赤ちゃんが生まれたときは、薄暗い分娩室が
本当に明るくなったように思います。

お湯も思うように沸かせないからガスコンロであたためた湯を準備したり
支援物資で届いたアンパンマンのバスタオルに包んで。

涙を流してるお母さんが

「もうちょっと早く生まれてきてくれたらおじいちゃんとおばあちゃんに見せられたのに。
とても楽しみにしていたのに。」と言っていました。

でもこんなにスムーズに
元気な赤ちゃんが誕生したことはきっとそばで見守ってくれていたに違いないと思いました。
眉間にシワを寄せてピリピリしていた救急チームも産声に駆けつけ
一気に笑顔の空間に。

これから大変なことがたくさん待ってるけど、
絶対それ以上に嬉しいこと、幸せなこと、楽しいことだって待っています。
この赤ちゃんが大人になる頃は元の高田市に戻って笑顔が溢れる穏やかな街並みになっていることを
その場にいたみんなが願いました。

ラジオからはひっきりなしに聞こえてくるどんどん増えていく死亡者数。

こうやって生まれてくる新しい命。

どちらも尊いものです。
命の重さもみんな同じ。

改めてそう思いました。

明日も笑顔で今日よりいいことを見つけよう。

また、寝泊まりをしていた体育館で瑠奈ちゃんという6歳の女の子との交流についても触れられています。そのシーンは本当に悲しい…

寝泊まりをした体育館で
たった三日間でかわいいお友達が出来ました。
血圧測定や点滴に走り回る私のあとを小走りについてくる

人懐っこい6歳のかわいい女の子、瑠奈チャン。

マスクが大嫌いな子だったので
マスクに全然似てないキティちゃんを書いてあげたら気に入ってくれたのがきっかけだったのかな。

夜の体育館は本当に寒いので頼るのは薄い毛布と人肌。

私の医療チームは男ばっかりだから人肌に頼ることも出来ず毎日入り口付近ですきま風と戦っていました。

電気が復旧していなかった広い体育館は例えるなら洞窟みたいでした。
ストーブも消され冷えきった真っ暗な空間。
頻繁な余震。

1人だったらどんなに怖くて心細いか。
たくさんの避難されているかたが集まっているからこんな暗闇でも朝を待つ気力に変えられるのだろうと心底思いました。

真っ暗な夜中の体育館の
寝息の中に
もちろんすすり泣きの声も聞こえています。

不安なのかな、
家族や友達と会えていないのかな、
考え出すときりがないし
私は1週間程度だけど
ここにいるみんなはこれがいつまで続くんだろうと思うと暗闇の体育館は洞窟どころか
出口の見えないトンネルのようにも思えました。

寒くて眠れないけど、そろそろ寝ないと不眠不休で倒れてしまいそう
ここで倒れて足手まといになったら来た意味がないと寝返りをうっていたら
瑠奈チャンが「お姉ちゃん!」とどこからか毛布を持ってやってきてぴったり横にくっついてきました。

「瑠奈チャンも眠れないの?」と聞いたら元気よく頷いていたので
抱き寄せるとめちゃめちゃあったかい瑠奈チャン。

「お姉ちゃん、好きな人いる?」と瑠奈チャンに聞かれたので
「いるよ!」と言ったら
「どんな人?」って(´`)
「おヒゲがはえてる人だよ(笑)」と分かりやすいように教えてあげたら
「サンタさん??」と。
かわいいなぁと思いながら「そうだね、サンタさんみたいな人だね」と頭をなでなでしながら話すと
「また冬になったらサンタさん来てくれるかな?」とニコニコした笑顔。

やっと笑顔が見れて嬉しくなって「瑠奈チャンいい子だからまたサンタさん来てくれるよ!」と言ってしまった私。

でも「瑠奈チャンね、おうちなくなっちゃったけどサンタさん、瑠奈チャンちがないからプレゼント持って帰ってしまわないように
お姉ちゃんから言っておいて」と言われて、ごめんねって思いながらぎゅっと抱き締めてしまいました・・・

「瑠奈チャン、なにが欲しい?」の私の質問に
「おうちとママ」

いつも一緒にいるのが母親かと思っていたけど
次の日、それは叔母さんということが分かりました。

瑠奈チャンのお母さんも被災され、あんなにかわいい瑠奈チャンを残して瓦礫の下から変わり果てた姿で見つかったそうです。
瑠奈チャンは幼稚園にいて救出されたけど
お母さんは瑠奈チャンが大事にしていたお人形や絵本の入ったリュックを抱えて亡くなっていたそうです。

まだまだ小さな瑠奈チャンはお母さんが恋しくていつも私にくっついて寝ていたのかな。

別の避難所と救護所に移動のためにいつも寝ていた体育館を去るとき
瑠奈チャンが私と別れることに対して声をあげて泣いていました。

お母さんと悲しい別れをしたばかりなのに、傷は癒えてないのに、また
別の形だけど人と別れる悲しみを味わせてしまった・・・

また会おうって言っても
お手紙を書きたくてももう瑠奈チャンには住所がない

でも、きっとまた復興したら必ず会いに行く約束をして体育館を離れました。

この震災を忘れずに
強くて優しい女性になってほしい。
どうかこれから進む道が明るくて幸せであるように。

リーダーナースとの泣かない約束はあっけなく破られ手を振る瑠奈チャンを見ながら、車の中でずっと泣いていました。

なんでこんなことになったんだろうと悔しさをどこにぶつけていいか分からず
次の支援施設、救急病院へ向かいました。

みんなに笑顔と元気を届けに来たのに、瑠奈チャンを泣かせてしまって。

私のここにいる意味は何だろうとも思っていました。

そして、この瑠奈ちゃんは彼女が次に行った避難所から東京に戻る際、叔母さんと一緒に彼女の元にやって来ます。

避難所で別れの挨拶をしたときに、みんなも泣いていたけど笑顔で『今度会うときにはもっと良くなってるように頑張るね!』『復興したら旅行においで』『お嫁においで』と言ってくれて涙涙で避難所を後にしました。
助かった人たちも、自分だけ助かったことや
誰かを助けられなかったことに自責の念を話してくれたけど、誰も悪くない。

それに助かったことには絶対意味があります。
胸はって前を見て、つらいときは泣いて、1人ではないことを忘れないでほしい。

サプライズもあって
瑠奈チャンも叔母さんと手紙を持って駆け付けてくれました。お手紙には「大きくなったらおねえちゃんみたいなおしごとをします」と書いてあり、この仕事をしていて良かったと思いながら涙が止まらなかった。
陸前高田は第二の故郷になり、故郷の復興を願ってやみません。

ここで見たこと、経験したこと、感じたことは同僚や友達や家族に伝えていこうと思います。
当たり前の日常がどんなに幸せなことか。
そばにいてくれる家族や友人がどんなに大切な存在か。
水や電気の資源の供給がどれだけ恵まれていることか。


本当に、これがリアルな状況だと思います。

実は、母親の妹夫妻が名取市に住んでいて、今回の大震災で被災しました。津波の被害がひどい地域ではあったのですが、幸運にも高台に家があったようで、津波の被害は免れました。それでも、地震の揺れによって家の中は無茶苦茶になり、地震当日にはこちらからの連絡は一切繋がらず、翌々日に連絡がついたような状況でした。

一日も早い復興、被災した皆さんが再び平穏な日常生活を送ることができるようになることを祈ります。

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1月 31 2011年

意識高まる「子供への英語教育」、課題は優秀な教育者の育成

[ 投稿時刻 ] 21:46 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

インターネットに流れていたニュースからの転載です。

意識高まる「子供への英語教育」、課題は優秀な教育者の育成-アイシェア調べ
2011年度より、小学校5・6年生で週1コマ”外国語活動”として英語学習が必修となる。また、2010年にはユニクロや楽天などの大手企業が英語の公用語化を発表するなど、英語力強化を制度として積極的に取り入れる動きが強くなってきた。

このような状況の中、自身の英語力やこれからの日本を担う子どもの英語学習について、親世代である社会人はどのように考えているのだろうか。アイシェアはネットユーザーを対象に調査を行い、有職者である30代から40代の男女1722名(うち、「小学生以下の子どもがいる」回答者は579名)からの回答を集計し、公開した。

● 英語力の必要性感じるも「英語にまったく自信がない」が8割

回答者全員に現在の自分の英語力について尋ねたところ、「とても自信がある」人はわずか2.3%となった。「少し自信がある」人は18.4%と『自信がある』と言えるのは少数派で、実に8割は「まったく自信がない(79.3%)」と回答。その反面、現代社会において英語力は必要であると80.6%が答えている。だが、必要性を感じる人のうち、具体的に英語を身につけるために行っていることが「ある」人はわずかに21.3%と、必要性を感じていながらも多くの人が行動に移せていない様子だ。

また、子どもの頃にもっとしっかり勉強しておきたかったものが「ある」とした人は全体の53.3%で、勉強しておきたかった教科を複数回答で聞いてみたところ、「英語」が65.5%と断トツとなった。以下、「算数(37.1%)」「社会(26.0%)」、「国語(25.7%)」が続いた。

● 小学生からの英語教育必須化、効果への期待は約半数

必要性は感じられつつも、習得に向けた具体的な活動に反映されていない英語。今度は未来に目を向け、現代の子どもたちが社会人となった時の英語力の必要性について全員に予想してもらったところ、実に90.1%が「必要になるだろう」と回答した。必要になる理由では「コミュニケーションの輪を拡げるため(39.3%)」「仕事でチャンスを拡げるため(31.5%)」が上位となっている(複数回答)。

このような未来を見据えた対策として2011年度より行われる、小学校5・6年生での英語学習の必修化についての認知率は全体の44.6%。しかし、この必修化によって今後の日本人の英語力が向上するだろうと答えている人は50.9%と全体の約半数に留まった。このうち、76.8%が英語力を身に付けるためには「小学校以外での英語学習も必要」という認識を示している。

● 学校以外での英語学習、実施家庭の76.1%の子どもが積極的

小学校以外で子どもが英語学習に取り組んでいるとした回答者は28.2%。具体的には「英語学習塾・英会話教室に通わせる(49.1%)」との回答が最も多く、次いで「DVD(映像)を使って学習させる(33.7%)」という結果となった(複数回答)。

なお、子どもがそれらの学習に積極的に取り組んでいると回答したのは76.1%で、84.7%がその効果が出ていると実感していた。英語学習塾・英会話教室などでの学習は、子どもたちにとって面白みのあるものとして受け入れられているようだ。

● 子供の英語力強化、課題は教育者の不足

子どもたちの英語力は今後必要性が高まり、小学校以外での学習も必要視されている一方で、周りに英語を教えるのが上手な人がいると答えたのは回答者全体の 29.7%。また、小学校で英語を教える先生の数が十分だと回答したのはわずか14.3%に留まった。子どもの英語指導者のニーズも高まりつつある今、英語力を持つ人は活躍の時なのかもしれない。

このような状況からか、小学生の子を持つ親と連携して、英語力強化を図る新たなビジネスモデルが生まれている。大手予備校「東進ハイスクール」を展開する株式会社ナガセでは幼児、小学生を対象にした「東進こども英語塾」を開設、キャラクターを使った映像教材で講師経験がない人でも子どもとふれあいながら教えるカリキュラムを提供している。また、親が家庭で一緒に学習可能なインターネット教材も導入しているという。リビング学習が浸透しつつある中、家庭でともに学習できる環境へのニーズはより高まっていきそうである。
(転載元 : japan.internet.com 2011年1月31日 10:40)

実は、3人いる姪っ子のうち1人は、幼稚園ぐらいから英会話教室に通って小学校6年生で英検の上位グレードに合格するほどの英語力を身につけています。こういう存在が身近にいると、幼少の頃からの英語教育の可能性は感じます。特にこれからの世代は英語と中国語をマスターすることが、ビジネスの上では望まれるでしょうし。

昨日、あやべ屋さんとも幼児教室で英会話に通わせるか否かという話を少ししたのですが、本人のこれからの成長や興味の示し方次第かな、と考えています。普段の遊び(絵本の読み聞かせ、パズル、英語の童謡等)の中で英語に対して興味を持っている、感じているというサインが見えたら、その時には支援しようと思っています。現在通わせているヤマハの音楽教室も同様の姿勢(乳児期に音楽への反応がすこぶる良かったので…)で決めましたので。

あくまでも親視点の色眼鏡で見ている(感じている)ことなので、本人の意志が正確に反映されるか(されているか)は分かりませんが、通わせるとなると、教室選定には必ず同行して、レッスンの内容は吟味した上で決定したいとは思っています。例外なく、何事も。

ちなみに、親の側が勝手にポニョにやらせたいと思っている習い事は、スイミング、ピアノ、テニス、公文、珠算です。スイミングとピアノはおたふくが、テニスは二人が思っていることです。公文や珠算は、どちらかというと… おたふくかな。

しかし、何をやる(やらせる)にしても、本人が興味を持って前向きに取り組み、設定した目標や課題をクリアすることに喜びを見いだし、さらに次のステージを目指す… その繰り返しの中で達成感や満足感を得て、そしてそれが成長ややる気に繋がっていく。このサイクルが上手に構築できれば良いと思います…

親にできることといえば、上手にナビゲートして、いざ本人のスイッチが入ったときに物心両面で支援体制を整えることかな… と。何事も。

ただ、早期に習い事をさせる幼児期教育の重要性は色々と叫ばれていますが、幼児期だからこそ、親と一緒になって外を走り回って遊び、疲れたら一緒にお昼寝して… という時間を大切にしたいと思っています。金太郎飴みたいな子供を作ることなんかよりも、子供に情操教育をして個性を伸ばしてあげることの方がボクは遙かに重要だと考えているので。

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1月 16 2011年

映画「ソーシャル・ネットワーク」を観て、インディアンカレーを食べた

[ 投稿時刻 ] 23:59 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

前評判の高い映画「ソーシャル・ネットワーク」を丸の内で観てきました。
世界最大のSNSになったfacebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグが、いかにしてfacebook立ち上げに至ったかが描かれていますが… タイトル通りの中身かというと、少々違いました。詳しくは触れませんが、設定の妙と世界が注目する「facebook」の冠を付けたヒューマンドラマかな…と。まぁ、違うところで感想は述べましょう。

その後、東京ビル TOKIAにあるインディアンカレーへ。そういえば、以前、東京で働いていた頃にはこの建物無かったなぁ…

インディアンカレーは関西では超有名な老舗カレー店です。創業1947年!! もう60年以上も経ちます。甘辛いカレールーと甘酸っぱいピクルスがベストマッチです。会社(関西)の近くに店舗が多く、足繁く通う上司も多数。プチ単身赴任で東京に来た当初、東京のオフィスに勤務する生粋の関西人の同僚から東京のインディアンカレーは関西とはちょっとちゃうねん!!という話を聞きました。それ以来、ずーっと気になっていて… 東京にも店舗があるのも少し驚きましたが。しかし、休みの日にわざわざ食べに行くほどでもないし、丸の内に出たついでに… と、心の備忘録には書き留めておきました。で、今日、その心の to do リストから「丸の内のインディアンカレーに行く」が消去できました♪ 写真は、オーダーしたライス大盛り+卵入り。

さて、問題の関西と味が違うか… ということですが、よくよく考えてみると、関西にいた頃のお昼ご飯は おたふく の愛妻弁当を持参していた身。予め分かっている外出予定時ないしは、ポニョの出産前後と第二子妊娠初期の頃に行ったっきりだったので、イマイチ味を覚えていないことを思い出しました。今度、関西に戻った時に久し振りに行ってみよう。

なお、10年前に東京にいた頃は七里ヶ浜にある 珊瑚礁 に車を飛ばして食べに行ったもんです。旨かったなぁ、あそこ… 店員もモデルさんみたいにカワイイ子ばっかりやったし。また行きたいなぁ…(遠い目)

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1月 16 2011年

グッチ、フェンディー、アルマーニ等、高級ブランドが子供服に進出

[ 投稿時刻 ] 13:59 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

自分の子供にはカワイイ格好をさせたいと思うのは親心でしょうが、アルマーニ、グッチ、フェンディといった高級ブランドが子供服に続々と進出しているのは知りませんでした。子供服のブランドといえば、ラルフやバーバリーあたりが割とトラディッショナルなんでしょうけど…

高級ブランド、子供服に注目 グッチ、フェンディーetc
グッチやフェンディ、ステラ・マッカートニーといった欧米の高級ブランドが、相次いで子供服に本格参入している。デザインは大人のミニチュア版から子供らしいほんわか系までさまざま、価格も高級路線から割安志向まで多様だが、なぜ今、子供服なのか。

■日本からアジアへ

白のスーツ、ブルーのスポーツウエア、ピンクのワンピース。スポーティーな服を着こなした子供たちがキレのある動きで踊り、ポーズを決める。胸にはアルマーニのイーグルマーク。先月、六本木ヒルズで開かれた「アルマーニジュニア」のファッションショーの一幕だ。

アルマーニは、1981年に子供ラインを開始。今回、世界的に強化することが、イタリア本社の方針で決まったという。

日本では今年3月、表参道ヒルズや百貨店内に、ジュニア単独の直営店を5店舗、開店する。商品は、中国を中心とするアジア圏で生産する。欧州製より価格は2割減になり、店頭に2~3週間早く並ぶと見込む。

同じくイタリアの老舗ブランドでは、グッチとフェンディが昨年、子供服を始めた。いずれもイタリア製で、ぜいたくな素材と仕立てによる高級感をアピールする。

グッチは「チルドレンズコレクション」を昨年11月20日の「世界こどもの日」に世界6カ国で発売した。デザイナー、フリーダ・ジャンニーニは、子供への関心が高いという。トレードマークの赤と緑のリボンを配したスエードのトレンチコートなど、シャープな大人っぽさが特徴で、靴など小物もそろう。

グッチは2005年から、ユニセフによるアフリカの子供への支援プログラムに協力してきた。子供服ライン開始を記念して、これまでの約900万ドルに加え、新たに100万ドルを寄付したという。

フェンディの子供服は、メンズと小物を手がけていたシルビア・フェンディがデザインする。自身に女の孫が生まれたのがきっかけだ。アンゴラとカシミヤの入ったニットなど大人と同じ高品質で、価格は子供服市場の最高ランクと位置づける。

一方で、シンプルなデザイン、比較的低い価格など「子を持つ母親」の配慮を前面に出すのが、昨年11月に販売開始した「ステラ・マッカートニー・キッズ」だ。自身が昨年4人目の子を出産したステラはベジタリアンで、毛皮や皮革を使わないなど、環境への配慮を強調するデザイナーだ。柔らかい中間色の組み合わせが子供らしい。

09~10年にGAPと協力した子供服ライン「GAP・バイ・ステラ・マッカートニー」が大当たりした。それを受け、本格的に乗り出した。子育て中でも買いやすいようにと、インターネット経由の販売が中心で、200カ国に配送システムがあるという。

マルニは、イタリア本社が09年に休止した子供服「マルニバンビーノ」を、日本法人マルニジャパンが昨年秋から復活させた。デザインは本国だが、生産を中国と日本で行うことで価格を従来の5~6割に抑える。

マルニジャパンの前出政伸社長は「少子化だからこそ1人の子にかける金額が増える」と期待する。将来は中国、韓国への進出を視野に入れるが、両国では日本で売れているブランドが売れるという法則があるという。「そのために日本でブランドを確立しておく必要がある」

■「イクメン」の需要も期待

「世界的にぜいたく品の消費が落ち込み、ブランドが多角化を目指し、その一環で子供服が注目されたのでは」と、子供ファッション誌「セサミ」の編集長を35年間務めたジャーナリスト堀田瑞枝さんは言う。

日本を窓口にアジアの新興市場も意識しているとみる。来日した中国人が、買い物と一緒に流行を持ち帰るように、日本はアジアにおけるショーウインドーの役を果たしているという。

加えて日本では、子育てに熱心な「イクメン」が象徴する若いファミリーの家族回帰が、子供服需要を後押ししそうだという。若い親は、男女ともに好きなブランドを持ち、ファッションを表現と考える世代だ。

「自分たち家族が幸せに見えるかと意識した時に、お気に入りのブランドに手が伸びる。デザイナー自身に子供がいるなど、ストーリーのあるブランドに人気が集まるのではないでしょうか」と堀田さんは話す。(安部美香子)

転載元 : asahi.com (2011年1月14日11時30分)

なお、asahi.comのページでは、アルマーニやグッチの子供向けファッションショーの写真が掲載されています。もちろん、モデルも子供というか幼児… ちゃんとポージングして、ランナウェイをウォーキングしています。
いやはや…

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1月 13 2011年

我が子との時間、大切にしていますか?

[ 投稿時刻 ] 09:10 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

子供が喜んで親と出かけてくれる年齢をアンケート調査した結果がニュースサイトに載っていましたので、以下に転載します。

我が子との時間、大切にしていますか?-アメリカンホームとアイシェアが共同調査
冬休みなどの長期休みになると親と子どもが一緒に過ごす時間が増えるが、子どもは何歳くらいまで親と喜んで出かけてくれるのだろうか?

アメリカンホーム保険会社株式会社アイシェアは共同で意識調査を実施し、15歳以下の子どもを持つ30代から50代の男女1,088名の回答を集計し公開した。

● 子どもの長期休み「面倒だ」46.6%

まず普段の休日について家族そろって出かけることがあるとした972名に、どこへ行くことが多いかを複数回答で聞いたところ「ショッピングセンター(87.2%)」が最多だった。また、これまで子どもを連れて行って一番楽しそうだった場所には「遊園地(24.4%)」、「海・山・川などの自然(15.5%)」が上位に入り、その他の自由回答では「サッカー観戦」、「外食」、「鉄道・飛行機を見に行く」の回答が複数見られた。

子どもが長期の休みに入ると親と過ごすことも増えるが、子どもが長期休みに入ると正直面倒だと『思う』のは「とても思う」と「少し思う」を合わせた 46.6%。女性では男性よりも30.9ポイント高い70.8%となった。面倒だと思うことの上位は女性が「食事の用意が増える(83.7%)」、「自分の時間が減る(43.1%)」で、男性は「家の中でうるさい(48.9%)」、「どこかに連れて行かなくてはならない(35.3%)」(複数回答)。父親も母親も子どもに多くの時間を取られているようだ。

● 子どもが喜んで親と一緒に出かけてくれるのは小学生まで?

子どもを連れて遊びに行くのが面倒だと思う父親も少なくないが、子どもは何歳くらいまで親と喜んで出かけるのだろうか?子どもが喜んで親と外出するのは、「9歳~11歳まで(41.4%)」だと思う人が最も多かった。男の子がいる553名と女の子がいる535名に、それぞれ子どもが異性の親とお風呂に入らなくなると思う年齢を聞くと、どちらも「9歳~11歳」が最多。親と喜んで外出しなくなる年齢と同様の結果になった。

また、親と外出するのが嫌だった年頃が「ある」とした610名に、最も嫌だった年齢を聞くと、女性は「12歳~15歳(50.0%)」、男性はそれよりも少し遅い「16歳以上(48.6%)」と答えた人がそれぞれ最多となっている。自分は中学生や高校生以上になっても親と喜んで出かけていたが、自分の子どもが喜んで一緒に出かけてくれるのは小学生までではないかと予想しているのだろうか。

● 子どもの親離れ「早そう」-父母に理由の違いが

親の子離れ、子の親離れについて、全体の65.3%、女性に限ると71.3%が『親離れが早い』(「絶対親離れが早い」と「たぶん親離れが早い」の合算)と回答した。全体の75.3%が、子どもが家族の中で一番よく会話しているのは「母」としているが、母親は子どもの親離れが早いのではと考えている。
「子離れ」と「親離れ」どちらが早いと思いますか?
「子離れ」と「親離れ」どちらが早いと思いますか?

なお、女性が子どもの親離れが早いと思う理由の1位は「親が子離れする自信がないから(35.1%)」。男性も、子離れより『親離れが早い(63.8%)』と思う人が多かったが、その理由の1位は「子どもの自主性・判断力が育っているから(37.4%)」が最多(複数回答)。父親と母親では理由に違いが見られた。

今は子どもを遊びに連れて行くのが面倒だと思っていても、いずれ子どもが親と外出するのを嫌がる時がくるかもしれない。それまでにたくさん家族で出かけて思い出を作っておいてはいかがだろうか。

転載元 : japan.internet.com 2011年1月12日 12:10

自分のことを振り返ると、やはり中学生になると両親と一緒に外出するのは恥ずかしかったような記憶があります。それはスーパーへの買い物への荷物持ちであっても。スーパーでは、微妙に距離を取ってみたり…苦笑

しかし、浪人生時代のセンター試験の採点の日に阪神大震災で自宅が全壊し(センターで何点取れたのか、、、いや、何点しか取れなかったのかなんて知る由もありません。知らない方が幸せだったと信じてます…)、水道局までバケツを下げて水をもらいに行ったり、社会人になって自宅を出たり、そして自分に家族が出来たり…etc. すると、いつの間にか忘れてますよね、そういう気持ちも。

それは、悲惨な時期を家族で乗り越えたり、家族と離れたことで見えなかったものが見えたりしたことも大きいと思います。簡単に言ってしまうと、それが「家族や親子の絆」なのかもしれません。これまで両親がかけてくれた愛情の深さを実感するのは、むしろ自分が親になってから… というのは罰当たりな話なのかもしれませんが。

多分、自分の子供も年頃になればボクたち親からは離れていくでしょう。女の子なので、思春期にパパとは洗濯物を分けて欲しいなんて思われるかもしれません… (T_T)

でも、子供たちにも家族が出来たときに、ボクたち親の気持ちが分かってもらえるような家族の絆を育み、これからもそういった家族関係・親子関係を築いていきたいと改めて感じた次第です。もちろん、子供がある程度の年齢に達した時には、子供の自主性を重んじて、「一人の大人」として扱い、我々には「子離れ」が求められるわけですが… そういったことで「家族の信頼」を深めていきながら、「家族の形」を熟成させていく必要があるのでしょうね。

はたして、できるのだろうか!?

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12月 14 2010年

赤ちゃんのミルクアレルギーが増えている

[ 投稿時刻 ] 08:24 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

少し前の新聞記事になりますが、ずっと書こうと思っていたことなので、備忘録まで。
中には市販のミルクだけではなく、母乳に対してもアレルギー反応を示す赤ちゃんもいるのだとか… ママの普段の食生活や暮らしの影響もあるのかな!?


赤ちゃんのミルクアレルギー増加 治療用ミルクで回復

体に合わないミルクを飲むことで、赤ちゃんが血便や嘔吐(おうと)などの症状を起こす「新生児・乳児消化管アレルギー」が増加し、少なくとも500人に1人の割合で、毎年全国で2千人以上が発症している可能性のあることが、厚生労働省研究班の調査で分かった。まれに重症になる危険はあるが、アレルギー用の市販ミルクで治療できる。研究班は診療指針を作って公開、異常があれば、医師への受診を呼びかけている。

このアレルギーの半数は生後1~7日で起こる。症状は嘔吐や下痢、血便が中心で、多くはミルクの中のたんぱく質に反応して起こるようだ。原因は牛乳から作ったミルクが4割、母乳と人工乳との混合も4割、母乳だけも1割以上あった。食後まもなく、じんましんや呼吸困難になることで知られる食物アレルギーと違い、食後数時間でじわじわ症状が出るのが特徴。体重が増えなくなることが多い。

治療では、アレルギーの原因となるたんぱく質を分解したミルクなどに切り替えれば、7~8割が回復する。これらは、じんましんなどを起こすミルクアレルギー用に、粉末で850グラム3千円程度で一般に広く売られている。

このミルクで治らない赤ちゃんには、たんぱく質をさらに細かくした特殊なミルクを使えば、大半は治療できるという。これは医師が処方するほか、340グラム3千円ほどで市販もされている。

日本小児科学会など関連学会での報告例は、1980年代~95年ごろは年に0~5例程度だったが、2000年ごろから、10~60例ほどに増加。03年に埼玉で死亡例、08年には愛知で腸が壊死(えし)した重症例が報告された。

研究班(主任研究者=国立成育医療研究センターの野村伊知郎医師)は東京都内すべての産科、小児科、総合病院、計約1085施設にアンケート(回答率約47%)したところ、08年9月~09年8月に103例の発症例が確認された。この数字をもとに出生数から試算すると、発症率は0.21%で、全国では毎年生まれる赤ちゃん約100万人のうち、2千人以上が発症している可能性のあることがわかった。

急患患者の受診が多い大学病院などの回答が少なく、実際の発症率はさらに高い恐れがあるという。

原因は不明だが、子どもに重症のアトピー性皮膚炎などのアレルギーも増えていることから、研究班は発症者の実数が増えているとみている。

研究班は、治療に役立てるため、診断治療指針も作成した。赤ちゃんが嘔吐や下痢、血便などの症状を起こし、体重が増えない▽検査で感染症や潰瘍(かいよう)性大腸炎など、他の病気ではないことを確認▽医師が経過を見ながらミルクを換えて症状が改善、など診断の手順を示した。ホームページ(http://www.fpies.jp/)に指針を掲載、病院からは診断例の報告を募っている。

野村医師は「すぐに命にかかわることは少なく、勝手に母乳をやめたり、素人考えでアレルギー用のミルクを使ったりすると、栄養不足などから発育不良になりかねない。適切に診断、治療すれば大丈夫なので、まずは医師に相談して欲しい」と話す。(小坪遊)

出典:asahi.com 2010年10月27日


ポニョは幸いにも母乳もミルクもよく飲む子で、離乳食や幼児食もよく食べたお陰で、横綱クラスの成長ぶりを見せているわけですが、次の赤ちゃんはどうなることやら… 出産直後、注意深く見ていかないといけませんね。

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11月 29 2010年

涙せずにはいられない…

[ 投稿時刻 ] 23:11 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

お父さんが急逝し、残された長男が書いたという作文がコンクールの最優秀賞に選ばれたというニュースを目にしました。
お父さんは2007年に27歳の若さで心臓発作で亡くなり、長男は当時4歳… その状況だけでも心が痛みますが、最優秀賞に選ばれた作文を読むと、涙せずにはいられませんでした。


お父さん 僕が守るけん/片山君 最優秀賞

第4回「いつもありがとう」作文コンクール(朝日学生新聞社主催、シナネングループ共催)で、広島市立中島小学校1年の片山悠貴徳(ゆ・き・のり)君(7)が最優秀賞に輝いた。亡き父へ贈る「ぼくとお父さんのおべんとうばこ」。全国3万3421点の応募作から選ばれた。27日に東京で表彰式があり、悠貴徳君が作文を朗読。参加者は目を潤ませた。(山本恭介)

「おとうさんにほうこくがあります」

悠貴徳君は母・恵津子(え・つ・こ)さん(33)、妹の乃莉子(の・り・こ)ちゃん(4)との3人暮らし。作文を書いたのは、8月中旬だった。夏休みの自由研究で、お父さんのことを書きたいと恵津子さんに言った。

父の俊作さんは2007年3月19日、心臓発作で亡くなった。27歳だった。生前使っていたダイニングのいすに座り、遺影がある仏壇の前で、3時間かけて作文を書いた。

「ぼくはおとうさんのおべんとうばこをかりました」

俊作さんが毎朝、恵津子さんから弁当箱を受け取る姿を、悠貴徳君は隠れて見ていた。「俊ちゃんが行っちゃう」。お父さんが仕事に出かけるのがさみしかった。

「おとうさんのおしごとは、てんぷらやさんでした」

店に遊びに行くと、いつも大きな声で言われた。「ちょっと待っとれー」。空いている端の席で体を揺らしながら待った。しばらくすると、大好きなエビの天ぷらをたくさん食べさせてくれた。

「ちょっとゆうくんには、大きすぎるけどたべれるかな」

今年の夏、今までの弁当箱では量が足りなくなり、大きくしてほしいと恵津子さんにお願いした。お父さんが使っていた弁当箱が棚から出てきた。「俊ちゃんのエビの味がする」。その弁当箱でご飯を食べると、そんな気がした。「俊ちゃんの分。一緒に食べたいだろうから」。初めて使った時、ふたにご飯を乗せ、一緒に食べた。

「たべたらなんだかおとうさんみたいに、つよくてやさしい人になれたきがして、おとうさんにあいたくなりました」

8月下旬、夢を見た。仏壇の下からお父さんが出てきた。「戻って来てよかったね」。お父さんは「天国におったけど、また来られてよかったよ」と頭をなでてくれた。大好きなプラレールで遊んだ。夢からさめてダイニングに行くと、お父さんのいすはやっぱり空いていた。

「さみしいけれど、ぼくがかぞくの中で一人の男の子だから、おとうさんのかわりに、おかあさんといもうとをまもっていきます」

10月、恵津子さんが俊作さんのことを思い出し、声を出して泣いていた。悠貴徳君は歩み寄って言った。「だいじょうぶ。ママもつらいけど、ぼくもつらいけど、がんばろう。ぼくが守るけん」

泣きながら、恵津子さんの背中をさすった。

「もっともっとつよくて、やさしい男の子になります。おとうさん、おべんとうばこをかしてくれてありがとうございます」

作文は今、俊作さんの仏壇に供えられている。

■「家族の温かさ伝わった」「優しさや強さ生き生き」/審査員

27日に東京の浜離宮朝日ホールであった表彰式。コンクールの審査員に、感想を尋ねた。

作家のあさのあつこさんは「まるで物語。亡くなった人のことを書く作品は湿っぽくなりがちだが片山君の作文は違った。お父さんのことを書きながら片山君を取り巻く家族の温かさも伝わってきた」と目頭をぬぐった。

「お父さんの優しさや強さが生き生きと描かれ、目に浮かぶようだった。お父さんに『ざぶとん1枚!』」と話すのは漫画家の尼子騒兵衛(そう・べ・え)さん。「お父さんも喜んでいるはず。すてきな『ありがとう』に出会えて私も幸せ」

気象予報士の森田正光さんは「仕事柄、個人的な体験を人に共感してもらう難しさはよく分かっている。片山君にその力があることが作文から伝わった」と驚いていた。

■受賞作の全文
おとうさんがびょうきでなくなってから三年、ぼくは小学一年生になりました。

おとうさんにほうこくがあります。きっとみてくれているとおもうけど、ぼくはおとうさんのおべんとうばこをかりました。

ぼくは、きのうのことをおもいだすたびにむねがドキドキします。

ぼくのおべんとうばことはしがあたって、すてきなおとがきこえました。きのうのおべんとうは、とくべつでした。まだ十じだというのに、おべんとうのことばかりかんがえてしまいました。

なぜきのうのおべんとうがとくべつかというと、それはおとうさんのおべんとうばこをはじめてつかったからです。おとうさんがいなくなって、ぼくはとてもさみしくてかなしかったです。

おとうさんのおしごとは、てんぷらやさんでした。おとうさんのあげたてんぷらはせかい一おいしかったです。ぼくがたべにいくと、いつもこっそり、ぼくだけにぼくの大すきなエビのてんぷらをたくさんあげてくれました。そんなとき、ぼくはなんだかぼくだけがとくべつなきがしてとてもうれしかったです。あれからたくさんたべて空手もがんばっているのでいままでつかっていたおべんとうばこではたりなくなってきました。

「大きいおべんとうにしてほしい」

とぼくがいうと、おかあさんがとだなのおくからおとうさんがいつもしごとのときにもっていっていたおべんとうばこを出してきてくれました。

「ちょっとゆうくんには、大きすぎるけどたべれるかな」

といいました。でもぼくはおとうさんのおべんとうばこをつかわせてもらうことになったのです。

そしてあさからまちにまったおべんとうのじかん。ぼくはぜんぶたべることができました。たべたらなんだかおとうさんみたいに、つよくてやさしい人になれたきがして、おとうさんにあいたくなりました。いまおもいだしてもドキドキするくらいうれしくておいしいとくべつなおべんとうでした。

もし、かみさまにおねがいができるなら、もういちどおとうさんと、おかあさんと、ぼくといもうととみんなでくらしたいです。でもおとうさんは、いつも空の上からぼくたちをみまもってくれています。

おとうさんがいなくて、さみしいけれど、ぼくがかぞくの中で一人の男の子だから、おとうさんのかわりに、おかあさんといもうとをまもっていきます。おとうさんのおべんとうばこでしっかりごはんをたべて、もっともっとつよくて、やさしい男の子になります。

おとうさん、おべんとうばこをかしてくれてありがとうございます。
 
出典:asahi.com マイタウン広島 2010年11月29日


 
この作文コンクールで最優秀賞を獲得した悠貴徳くんには、この作文のように純粋で強い心をいつまでも持ち続けて欲しいところです。

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7月 13 2010年

マミー・トラック

[ 投稿時刻 ] 21:13 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

マミートラック という言葉を初めて知りました。働く女性が出産を機に直面する、フルタイムで働くことが難しくなり、いわゆる出世コースから外れてしまうことであったり、子を持つワーキングマザーに対して雇用企業から用意されるキャリアパスを指す言葉のようです。

昨日から、イー・ウーマンの円卓会議で「子どもとの時間確保のため、マミー・トラックもやむをえない?」という企画が行われており、マミー・トラックを是とするのか(是とせざるを得ないのか)しないのか、その推移を見守っています。


我が家の場合、おたふく は働くことが楽しいと言っています。しかし、仕事を通して何かを実現したいとか明確な将来ビジョンを持っているわけではありません。

個人的には、仕事を続けたいのであれば続ければ良いと思っていますし、常々そのように話しています。ポニョ が生まれる際、次のように自分の意志を明確に伝えました。

仕事を優先する余り、ポニョ とのコミュニケーションが疎かになったり、ポニョ に当たり散らすようなことになるのなら、その時は家庭と家族を優先して、仕事を辞めるべきだ、と。

春から復職している おたふく ですが、時短×週 4 勤務であるために、フルタイムで働いていたときの年収には遠く及ばず、しかも時給制であることを少なからずストレスに感じている様子です。

子供を育て上げるというのは、何ものにも代え難い立派な仕事だと思います。

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7月 08 2010年

長男長女は失敗作である…って!?

[ 投稿時刻 ] 22:18 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

いやいやいや、とんでもない!! と思う話です。正直、この論調に少々怒りを感じます。

長子の子育ては手探り状態です。自分たちのことを言えば、親としての経験もまだたった 2 年弱しかありません。結果論は別にして、育児に精一杯向き合っています(いるつもりです)。

以下の記事に挙がっている長子からと思われるコメントの数々は、自分を愚作だと思っている悲観的なコメントが多いですが、総じて、その原因や責任を全て親に押し付けている点が非常にズレてるように感じます(もちろん、コメントを寄せている人間が全てではないと思いますし、それ以外の方が大多数だとは思いますけど…)。コメントしている人間に対して、自分がすべき努力をしたのか、と聞いてみたいです。

正直、腹立たしい!! あっ、ちなみに、自分自身は三男坊ですが… 何か問題でも!? 長兄は… かなりキレ者だと思います。


長男長女は失敗作である / 親にとって最初の子どもは体験版

兄弟や姉妹のなかで、比較的のんびり屋の性格と考えられている長男長女。いわゆる『長子(ちょうし:はじめての子どもという意味)』は、両親にも祖父母にもチヤホヤされて育ち、次男次女に比べるとのんびりしているのかも知れない。そのためか競争意識が低く、緊張感がないとさえ考える人もいるようだ。

インターネット掲示板『2ちゃんねる』に、長男長女についての掲示板が作られて話題になっている。それによると、長男の失敗作率はハンパなく、長子は試作であり両親の失敗作ではないかと議論されているのだ。

この掲示板を作った人物は「ロボットアニメだったら試作機の方が活躍するのに…」と、長子を試作と表現して書いている。これに対してすぐに他のユーザーが、「おいやめろ」や「まじやめろ」と反発しており、以下のような議論がされている。

「兄は父親の背中を見て育つ。弟は兄の失敗を見て学ぶ」
「スポーツでも弟の方が優れた選手だったりする」
「中流以上の家庭の長男の失敗率は異常。甘やかされてどんどんクズなってく。俺がいい」
「2つ下の弟は既に2児の父で家持ち。俺は26歳にもなって童貞ニート。どうしてこうなった」
「所詮は体験版なんだよな親にとっては」

これらの『長子=試作』論に対して、若干の反論も展開されている。「長子は初めての子どもであり、未開の地を歩かされるようなものだ」と、次男次女に比べるとお手本がなく、失敗と思われるのも仕方がないという意見である。しかし、実際に長男と思われる人物らもコメントしており、『長子=試作』論をおおむね肯定しているのだ。

実のところ記者も長男である。弟が2人おり、2人とも結婚している。三男にいたっては22歳と若くして結婚して、すでに2児の父親。その反面記者は未婚、彼女なし(いない暦=人生の長さ)、貯金なし。鼻にイヤフォンをつめて音楽を聴くのが趣味だ。弟たちに比べると、試作にもなれていない。長子が兄弟(姉妹)の人生のお手本であったのなら幸いだが……、はたして親はどう思っているのか?

転載元 : ロケットニュース 2010年7月6日 12時8分


ドイツの宰相だった ビスマルク の有名な言葉に「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というものがあります。

ポニョ には様々な本や情報に対して興味・関心を持ってもらいたいと思います。そして、自分の経験や体験を通してだけではなく、他人の言葉や経験等も含めて見聞きしたもの全てに対して、どんな些細なことでも疑問に感じたら「なぜ、なぜ、なぜ」と深く考える探求心を持ち、(成長に従って)まずは何事も自分で調べてみようという姿勢を持ってもらいたいものです。

そんな姿勢が身につけば、将来、自分が失敗作だなんてことは言わないと信じています。

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7月 05 2010年

百日ぜきが急増中

[ 投稿時刻 ] 22:46 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

何だか… 次から次に病気の報告ですが、過去 10 年間で 2 番目の多さで百日ぜきが流行しているそうです。大人は重篤化しなくても、予防接種前の子供が発症すると死亡する可能性もあるのだとか…
そういえば、おたふく は子供の頃に百日ぜきにかかったという話を聞きました。非常につらくて、生死の境を彷徨ったと言っていました…


「百日ぜき」急増中 過去10年で2番目の多さ

長期間せきが続く百日ぜきの感染報告が急増していることが4日、国立感染症研究所の調べで分かった。6月20日までの1週間で、1医療機関当たり0.09人の報告があり、過去10年間で最多だった平成20年のピーク時の0.11人に次いで2番目の多さになっている。厚生労働省は「予防接種前の子供が発症すると重症化し死亡する可能性もある」と注意を呼びかけている。

百日ぜきは「百日ぜき菌」による感染症で、熱は出ないケースが多い。長期間のせきが特徴で、1~2カ月続くこともある。インフルエンザと同様、くしゃみやせきなどによってうつるといい、マスクや手洗い、うがいなどが感染防止に有効とされる。

成人が重症化することはまれだが、子供は肺炎や脳症など重い合併症を併発することがあり、過去10年で5人が死亡している。

感染研によると、春から夏にかけて流行することが多い。今年は5月中旬から報告が増え始め、同月末には昨年のピーク時(同0.07人)に並び、6月中旬時点では20年のピーク時に迫る勢いになった。

増加の原因などは不明だが、20歳以上の成人の感染が目立つのが最近の特徴で、今年も成人が51.3%と過半数を占める。

最も有効な予防策はワクチンだ。厚労省は予防接種法に基づく定期接種としてジフテリアと破傷風のワクチンを入れた三種混合(DPT)ワクチンを接種しており、十数年は効果があるとされる。ただ、対象は生後3カ月以上なので、小さい子供は受けていない場合がある。

厚労省は「成人は、自身が重症化しなくても、予防接種を受ける前の子供にうつしてしまう懸念がある。せきが続く場合は、人ごみや小さい子供との接触を避けてほしい」と話している。

転載元 : MSN産経ニュース 2010年7月4日 21:07


しかし、抵抗力の弱い幼児たち… 次から次に新たな脅威に晒されています。乗り越えていかなくちゃね。

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