乳幼児突然死症候群(SIDS)について
[ 投稿時刻 ] 02:40 | [ 投稿者 ] ひょっとこ
先週は仕事が大変忙しく、土曜日も午前 7 時半に現地入りしての仕事。帰宅は午後 10 時を回った頃。せっかくの 3 連休が… (;.;) そして、お休みはあっという間に過ぎていくのです。
本当は先週書きたかった話ですが、健康そうに見える 1 歳未満の乳幼児が突然死する乳幼児突然死症候群(SIDS)に関して、扇風機の風や窓を開けることがそのリスクを軽減できるという ニュース がありました。このニュースソースは、カリフォルニア州オークランドの医療サービス団体が行った調査結果を元にしているわけですが… 標本数は 500 件と、少々少ないんじゃないかと思う次第です。しかも、これから寒くなるシーズンだし、扇風機はもとより、窓を開け続けるのも現実的じゃない。とはいえ、可愛い我が子を突然亡くしたくはないので、そのリスクヘッジに努めるのが親の努めです。ネットで色々と探してみると、SIDS の原因は特定されていないようですが、予防法として最も充実した情報が載っていたのは こちらのページ のようです。
なお、日本における SIDS に関する情報は非常に乏しく、こちらのページで紹介されているのは、イギリスとアメリカの資料です。
■SIDS 予防策
- 赤ちゃんを固いマットレスに寝せる。枕の上、ウォーターベッド、シープスキンや他の柔らかいものの上に決して寝せないこと。ふわふわの毛布、ぬいぐるみ、枕を赤ちゃんの傍に置かない。
- 赤ちゃんが寝ている時に、部屋が暖かすぎないかをよく確認する。大人が半そでシャツで心地良い位の気温に保つ。暖めすぎを防ぐため肩から上にかからないよう、軽い毛布のみをかける。
※特に、赤ちゃんが風邪をひいているときの暖めすぎに注意。 - 妊娠中の喫煙、飲酒をしない(父親の喫煙も含む)。
- 赤ちゃんを定期的に健診に連れて行く。
- できる限り母乳で育てる。
- 親が飲酒、喫煙、薬を飲んでいる(風邪薬等眠くなるようなもの)場合は添い寝をしない。
- “FEET TO FOOT”ポジション(ベビーベッドの一番下(FOOT)に赤ちゃんの足(FEET)をつける、ということです。こうすることによって、赤ちゃんがそれ以上下に動かないので Cover の下に入ってしまうことがない)。
- プラスティックシーツやベッドの飾り、モビールなど、赤ちゃんが絡まってしまう可能性のあるものを近くに置かない。
- ベッドフレームとマットレスの間に隙間がないようにする。お下がりのベッドを使う場合には、ベッドがしっかりと堅く、清潔であるかチェックする。
- 1 歳以下の子どもには枕を与えない。クッションやソファー、アームチェアーの上などで昼寝させない。
- ストーブのそばやホットカーペットの上に寝かせない。
- 赤ちゃんのいる部屋で、だれであってもタバコを吸わないこと。
- 睡眠中の、毛布、羽毛布団、赤ちゃんの帽子、靴下、足付きロンパース、着せ過ぎなどは、赤ちゃんの放熱を妨げるので注意すること 。
- 熱すぎるお風呂に入れない。
- うつぶせ寝はしない。
- 赤ちゃんの放熱を妨げるように暖めない。
色々とケアしないといけないことは多いけれども、各項目に注意を払って過ごしていかなければ…
なお、我が家は夫婦共にタバコを吸わないので、基本的にはタバコの臭いとは無縁の環境下で育てることができています。タバコを吸っている当人は気付かなくても、その匂いは体に染み込んでいるし、部屋の空気として循環するので、我が家ではお客様も禁煙とさせていただきましょう。
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