Posts tagged: 新婚旅行

7月 20 2008年

新婚旅行回想録 ― ローマ : まさに永遠の都

[ 投稿時刻 ] 23:45 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

この話は 2007 年 7 月 20 日の話です。

フィレンツェからローマへ移動しました。いよいよ、新婚旅行も終盤戦です。
ローマは永遠の都と呼ばれています。市街の中に紀元前の建物や遺跡があり、それを保存しながら現代建築とも調和を図っており、歴史・文化・宗教・現代技術が融和した趣のある都市です。

というわけで、移動距離が 275km もあるらしく、午前 8 時にフィレンツェ出発でした。連日の炎天下での徒歩観光の疲れもたまっており、バスの中では軒並み全員熟睡状態… もちろん、隣では おたふく も熟睡。そして、旦那も熟睡… 気が付いたら休憩地、次に気付いたらローマ直前でした!! あ~、もったいなぃ!! (>< )

ローマに着いたら、まずは昼食です。

今日の昼食は中華!!

なんでやねん???

という疑問もありますが、連日のイタリア食材で飽きた日本人観光客の舌への気遣いでしょうか。

天津飯店というベタベタな名前の中華料理屋さんでの昼食でしたが、

無用の気遣い

でした。美味いイタリアンを食べさせてくださいー!!

昼食後、スペイン広場、スペイン階段で暫く自由時間がありました。スペイン階段といえば『ローマの休日』ですね、オードリー・ヘップバーンですね、ジェラートですよ… でも、食べんかったです、我々。。。今思うと、食べとけば良かったかな…

続いて、トレヴィの泉へ

ここでは泉に背を向けて座り、右手でコインを 1 枚持ち、イタリアへの再訪を祈願しつつ、左の肩越しに後ろにコインを放り投げました。日本語ペラペラのイタリア人ガイドさん、どことなくジローラモを彷彿とさせるナイスガイで陽気なイタリア人でした。一緒に記念撮影してもらった(後日談:イタリアでは現地ガイドがいないと観光地案内してはいけないらしく、都度都度ガイドさんは代わったのだが、この人が一番面白く、そして唯一この人とだけ記念撮影をした)。んー、建物の陰に入り、外の光がキツいために暗い… フラッシュを使ってもらえば良かったかも。。。残念!!

さらに観光は続き、バスに乗り込んでヴァチカンへ。カトリックの総本山であるサン・ピエトロ寺院の中を見学しました。

と、その前に、彫刻で飾られた柱によって回廊状に取り囲まれたサン・ピエトロ広場を一望。ここの中央にはアラベスクが建っていました。

そして、いよいよ寺院内へ。ここも非常に多くの人が見学に来ていた。ミケランジェロが彫ったキリストを抱くマリア像を始め、数多くの彫刻や絵画、そしてスケールの大きな天井画等々、ここでも本当に圧倒されっぱなし… やっぱり、歴史の教科書や写真、テレビの映像等で見るのと、現地で体験するのとでは全然違うなぁ。

ヴァチカンの次は、再びバスに乗ってコロッセオへ。
コスタンティーノ(コンスタンティヌス帝)の凱旋門とコロッセオが並び建っていました。やっぱり凄いなぁ… ただただ凄いなぁ、と感じるばかり。古代ローマ時代の技術の粋を集めて建てられた(皇帝席には日が当たらないように、一般席にも 1 日 20 分以上は日が当たらないように設計されていたのだとか…)建造物が残存してるんやもんねー。

余談ですが… 昼食以降、ローマとヴァチカンの観光中、ずっと専属のスタッフが付きっきりでビデオ撮影してくれました。ローマの景色、建造物、二人の表情、会話、特別インタビュー等を収録してくれており、編集後に自宅に郵送されてきました。こっ恥ずかしいサービスだと思ってましたが、実際に編集されて見直すと、写真よりも映像の方が良いと感じる部分もありました。何年か経った後、子供がある程度大きくなった時に見せるのも良いかもしれない…

つづく

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7月 19 2008年

新婚旅行回想録 ― フィレンツェ : 市内 & 郊外観光

[ 投稿時刻 ] 23:58 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

この話は 2007 年 7 月 19 日の話です。

今日は一日自由行動。まずは朝一からメディチ家礼拝堂に寄った後、ドゥオモに登りました。下からだとイマイチ分かりにくいですが、ドゥオモの頂上近くまで登れる構造になっています。人と比べると、建築物のスケールの大きさがよく分かると思いますが、内部に 463 段の階段があり、上部まで登れるように設計されています。ただし… 階段と言っても、昔の設計なので段幅や高さが統一されているものではないですし、ドーム状になっていることもあって、まっすぐ登って行けるわけではありません。姿勢を屈めながら登って行く必要がありました。おまけに、ドーム内は空気が通らない上に、観光客で階段は溢れかえっており、非常に息苦しかったです… ちなみに、設計したのはブルネレスキという建築家ですが、

現代人を殺す気かっ!!

息を切らし、汗を大量にかき、やっと辿り着いた展望部分。涼を感じる心地よい風と、フィレンツェ市街を一望できる眺めに、一瞬にして疲れも吹っ飛ぶってもんです。いやー、苦労して登った甲斐がありました!! フィレンツェを訪れる際には、是非登ってください。お勧めです。

その後、シニョーリア広場を経由し、ヴェッキオ橋(関西では超有名なイタリアンレストランのポンテベッキオは、ベヴェッキオ橋ということです)を渡り、アルノ川の対岸にあるピッティ宮殿へ向かいました。

ヴェッキオ橋は、昨夜も通りましたが、昼と夜では雰囲気が違います。この橋は両側に 2 階建ての建物が建っています。2 階部分は、その昔、ウフィッツィ美術館とピッティ宮殿を行き交うため(つまりはメディチ家のため)に作られたそうです。1 階部分は、現在では高級宝飾品の取り扱い店が軒を並べ、一大ショッピングスポットになっています。きっと昔の風情は無いんでしょうね…

ピッティ宮殿の外観を観て、そこで折り返しました。まだまだ午前中にもかかわらず、すでに肌にチクチクと痛いような日差しが照り付けており、今日も昨日に負けないぐらいの暑さです。

折り返し後は道を変え、サンタ・トリニタ橋を渡り、アルノ川の対岸へ再び戻り、サンタ・トリニタ教会、ストロッツィ宮殿の前を通って、駅前に出てきました。駅前のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前を通り、一旦ホテルに戻って休憩を取りました。かなり暑い中を真夏の太陽に照らされて歩いていたからか、けっこうぐったり… (–;

今日は郊外にある THE MALL というアウトレットにショッピングに行く予定だったので、ホテルで暫く休憩した後に駅前にある SITA 社というバス会社のバスターミナルに向かいました。片言の英語で THE MALL までのチケットを買い、12:35 発のバスに乗ろうと並んでいると… 中国人のグループとイタリア人のグループに割り込まれた(怒) こいつらには、並ぶとか順番を守るとかという概念がないのか!!

出発予定時刻よりも遅れてバスは到着(ん~、このあたりもイタリア風か…)し、中国人のグループは話し声がやたらとうるさかったので、彼らとは離れた座席を確保し一安心と思いきや… 前の座席に 2 人の別の中国人が座り、よりによってバス内でマクドなんて食い始めたもんだから、その匂いにヤラれて吐きそうになりながらバスに揺られていました…

二人共、イタリアのバス事情には明るいはずは無かったが、何故か おたふく は

みんなが降りれば、
一緒に降りたらエェんちゃうん♪

と、半ば大船に乗ったように自信満々。一方、旦那は

みんなが降りへんかったら、
バス停通り越してまうやん!!

と、少々心配気味。

目的地に着くまでに、いくつかのバス停でイタリア人と思しき人が降りたのを観察していると、自分が降りたいバス停の手前で運転席の横まで行き、自分がどこで降りたいのか告げるような風習があるように感じました。

フィレンツェ中央駅前から THE MALL の最寄りのバス停までは約 40 分という情報だけ持っていたので、誰かが運転手に言わないと降りれないということ…??? バスに乗ってる誰が言うの??? イタリア人が降りればエェけど、イタリア人は乗っているのか??? この中国人どもは間違いなく THE MALL に行くつもりやろうが、イタリアでのバスの乗降作法を知ってるのかは非常に疑わしい…

隣の おたふく は既に夢の国の住人になってる!! 誰がやる??? オレか???

自分で意思表示せねば!!

と駆り立てられ、間もなく出発後 40 分というところで、奥さんを揺り起こして、その旨を説明しました。そして、運転手の横の席へ行き、

“Excuse me, but I want to go to The MALL. How many bus stops remain to go there?”

てなことを聞いたら(正確な表現かどうかは定かではない…)、そのバスの運ちゃん(オバちゃん)、

“The MALL???? I’m sorry. I can’t understand English. I can speak French.”

と返してきやがった。。。

それ、英語やん!!

ってツッコミたかったが、気を取り直して…

“I want to go to the outlet.”

と、言い直してみたら、通じたらしく、

“Five minutes.”

と、英語で返答してくれた♪

だいたいの目安が分かったので、運転手の横の席を確保したまま、奥さんにジェスチャーで合図し、暫くバスに揺られること数分。無事に THE MALL 前のバス停に着きました。降り際に、運ちゃんに

“Merci.”

と言うておきましたよ、ちゃーんとフランス語でね。

さて、THE MALL ですが、GUCCI の運営しているアウトレットです。かなり郊外にあり、周りは山、山、山です。ほんまにイタリアの田舎って感じで、このアウトレットだけが少し開けている感じです。規模は小型で 10 店舗ほどしか無く、1 時間少々もあれば全店舗見れてしまう感じです。ツアーのオプションとかだと、50 ユーロ / 人 程度取られますが、自分たちでバスに乗って来れば、格段に安く来れました♪

結局、物欲を刺激される物は少なく、買った物といえば… 奥さんへ GUCCI の鞄をプレゼントしたのと、自分用に GUCCI のキーケースを買っただけ。共に旦那のカードで支払いを立てましたが、免税が効いたので、後日 20% 分がキャッシュバックされました。まぁ、それを差し引いても日本で買うよりも随分と安かったです♪

そして、再びバスに揺られてフィレンツェ市内まで戻り、買い物した商品をホテルに入れるために、ホテルへと戻りました。まだ、夕方 5 時ぐらいでしたが、まだまだ日差しも厳しかったです。

フィレンツェといえば革製品

ということで、再び市内観光を行う二人でありました。あー、しんど。。

夕方からは、サンタ・クローチェ教会というところを目指しました。その途中で、可愛い革製品のバッグを売っているお店の前を通りかかり、何気無しに中を覗いてみたら、何とも可愛い革財布とかも売っていました。実は、昨日の観光中に立ち寄ったお店で、自分たちと双方の母親へのお土産に革手袋を買いました。双方の父親には革財布をお土産にしようということになり、革財布を 2 つ、そして奥さんは普段使いできる革の鞄(肩からかけれる小さいポーチ)を購入していました。

旦那には何も買ってくれませんでした…

つづく

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7月 18 2008年

新婚旅行回想録 ― フィレンツェ : デジカメ貸してもらえました

[ 投稿時刻 ] 23:58 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

この話は 2007 年 7 月 18 日の話です。

昨日壊れたデジカメに関して、旅行保険の申請をするために添乗員さんに相談しました。すると、第三者証明の書類を作ってくれることになり、状況を説明して、使えなくなったデジカメを見せたところ、ご自分のデジカメ(運良く、同じメーカー!!)は何かあった時用の証明写真を撮るための物だからと言って、貸してくれると言ってくれました。感謝!!

ということで、今日はヴェネツィアからフィレンツェへ移動。フィレンツェは、花の都。中世ルネッサンスの中心地、メディチ家が支配していた都市で、ヨーロッパの美術・芸術をリードしていた時期もありました。実は、今回訪れる 3 都市の中で、個人的には一番楽しみにしている都市です。

前泊地からの移動距離が 250km もあるらしく、午前 8 時出発でした。イタリアは夏時間ということもあってか、昨夜は午後 9 時ぐらいに日が沈み、朝は 5 時ぐらいには日が昇っていました。そんなこんなで、道中は流れゆくイタリアの田舎風景よりも隣で眠る奥さんの顔が印象的でした。って、移動中は奥さん寝てばっかりです。。。ま、乗り物に弱いので、無理して起きているよりも寝てくれた方が安心なので良いんだけど(笑)

バスに揺られること約 3 時間、フィレンツェに到着。ここでも観光バスは市内への乗り入れを厳しく制限されているらしく、郊外に停めて、市内には徒歩で入っていくとのこと。市内に入る前に、郊外の高台にあるミケランジェロ広場に寄ってくれて、市街を一望することができました。建物の屋根がオレンジ色に(ほぼ)統一されており、太陽の光に映え、なおかつ昔の雰囲気を感じる風情。そして、都市と自然が調和し、非常に綺麗な印象を受けました。

そして、ミケランジェロ広場っていうぐらいですから… やっぱりダヴィデ像でしょ。ってことで、このミケランジェロ公園にもダヴィデ像(のレプリカ)が飾ってありました。そういえば、昔、ルーブル美術館で観たけど、それもレプリカだそうな。その時は、そんなこと露とも知らずに、「歴史の教科書で見たものが目の前にあるー!!」と感動したものですが… イミテーションだったとは!! ちなみに、本物はフィレンツェのアカデミア美術館に収蔵されているそうです。初めて知りました…

その後、フィレンツェ市内中心部へ移動し、ドゥオモ広場へ。ジョット鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオモ(花の大聖堂)が建つ、フィレンツェ観光の中心地です。

ここではドゥオモの中を見学。十字架の形をした教会で、天井には『最後の審判』が描かれ、絵の上部には神様、下部には悪魔が。そのスケールの大きさに、ただただ圧倒され、ずっと上を見上げていて、首が痛くなってしまいました…

ドゥオモから出ると、今日も 40 度くらいはあるんじゃなかろうかという日差しの下、300m ほど歩いてシニョリア広場へ。ここにはヴェッキオ宮殿ウフィッツィ美術館が建っています。前者の前には、またしてもレプリカのダヴィデ像が!! もー、エェっちゅうねん (>_< )

その後、ウフィッツィ美術館を見学しました。同じキリストとマリアを描くにも、時代によって、また、画法によって描き方が違うという説明を受け、なるほど、これは画家の持つ画風かと思ってこれまで鑑賞していたけれども、時代背景の影響もあるのかと思うと、受ける印象も大きく変わるなー。館内には、その変遷がよく分かる分類(展示)がしてありました。

ちなみに、このウフィッツィ美術館は、メディチ家歴代の美術品を展示している美術館です。ボッティチェリの『プリマヴェーラ』や『ヴィーナス誕生』、ダ・ヴィンチの『受胎告知』など、歴史の教科書でお馴染みの有名な絵画の他にもルネッサンス絵画が数多く展示されていて、観る物全てに感銘を受けたと言っても過言ではありません。

ちなみに、奥さんは絵画に対するガイドさんの説明(味のある日本人のオヤジで、割とイケメン)を聞きながら、立ったまま眠りそうになっていました…

もったいお化けが出るぞっ!!

ちなみに、ウフィッツィ美術館の中で、唯一写真撮影を許可されていた場所がココ

その後、バスでホテルに移動(フィレンツェの滞在ホテルは、フィレンツェ中央駅にも程近い便利な立地♪)し、暫くお部屋で休憩。その後、夕食を食べにベッキオ橋の近くにあるレストランへ移動して、フィレンツェ風のステーキを食しました。

つづく

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7月 17 2008年

新婚旅行回想録 ― ヴェネツィア : アクシデント発生!!

[ 投稿時刻 ] 23:59 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

この話は 2007 年 7 月 17 日の話です。

朝食はホテルの食堂。インドからの旅行者の一団と相席。
朝食(現地時間 )に出てきたイタリアのパンは堅くてパサパサ… イタリア人は毎朝こんなパンを食うのか。。。

朝食後、バスにてヴェネツィアへ。ヴェネツィアといえば、水の都、アドリア海の女王とも呼ばれ、運河とゴンドラ、狭くて入り組んだ路地が何よりも有名なところです。本島にはバスで乗り入れられないため、手前でバスを降りて、水上タクシーにて本島へ移動するとのこと。

水上タクシーでは通路側の座席に座りました。ちょうど座席の前あたりにサンルーフがあったので、湖面ギリギリの高さで迫り来るヴェネツィア本島の写真が撮れると思って、デジカメもスタンバイ!!

けっこうなスピードで水上タクシーは進み、揺られること数分で本島が見えてきました。よしよし、良い写真が撮れると思ってデジカメの電源入れ、手に持って、サンルーフからチョコっと手を出した高さで撮影し、撮れた写真を確認しようとした瞬間!! 船が揺れて、

デジカメが手からポロリと滑り落ちて、床へ…

ボディから伸びたレンズ部分から落下したらしく、迫り出すレンズの筒がズレてしまい、本来ならば電源を切ると本体に格納されるはずのレンズが格納されなくなってしまった!! また、電源を入れると迫り出してピント調整するはずなのに、ピント調整できない。。。本体が誤作動していると認識されるのか、

撮影すらできない状態に!!

実質、今日から楽しい旅行が始まったばっかりで、まだ本編にも入っていない、いわばプロローグの段階ですよ。。。

奥さんも唖然とし、少々ご機嫌斜めなご様子。

そりゃそうですわなー。デジカメも 3 月に買い替えたばっかりだったのに…(T_T)

まぁ、百歩譲ってカメラはエェわ(と、今なら書けますが、現地では動揺して冷静さを欠いて、カメラをイジイジしながら落ち込んでいましたっけ笑)、旅行の保険で何とかなるやろうし、ならんくても、最悪は買い替えれば良いでしょ。でも、思い出はどうすんのよ!? 思い出はプライスレスでしょーがっ!! 普通の旅行じゃなく、せっかくの新婚旅行なのに… てなことを考えてると、次第に奥さん以上に

旦那のテンション一気に低下↓↓↓

しかし、こちらが沈んでいてはいかんと思い直し、奥さんに積極的に話かけて、ご機嫌取りに奔走しました。お陰で、カメラ落下事件から本島まで到着まで、眼前を流れ去る風景も見ていたはずなのに… イマイチ、記憶に残ってないんです。いや、記憶からカメラの落下していく映像(スローモーション)を消し去りたい。

本島上陸後、お土産物屋さんでインスタントカメラ(コダック製)を売っていました。今でも売ってるんやねー♪ 14 ユーロもしたけど、背に腹は変えられん、ってことで購入。とりあえず、アナログな記録をし、日本帰国後にスキャンしてデジタル化しようかって思った次第です。

ここからは備忘録。だいたい行った順番に書き記します… ちなみに、ヴェネツィアってこんな所です。

本島上陸後、まずは二人だけでゴンドラに乗りました。街の中を流れる無数の運河を巡ってくれ、地面の高さぐらいの目線から見るヴェネツィアの風景、運河を吹き抜ける涼しい風を堪能しました。

昼食後、サン・マルコ広場(リンク先で FLASH を読み込んだら、写真をグルグル回せたり、スクロールマウスのボタンスクロールで写真の拡大・縮小が出来ます)に出て、サン・マルコ寺院とドゥカーレ宮殿に入り、溜息橋を渡って昔の牢獄の中も見物。

ドゥカーレ宮殿では、2 階の大評議員室にある世界最大の(縦約 7m、横約 25m というバカデカさ)油絵、ティントレットの「天国」も鑑賞することができました。旦那さん、絵画とか建物とか好きなので、けっこう感動… (T_T)

そして、サン・マルコ広場に建つ大鐘楼に登ってヴェネツィアの風景を堪能した後、路地探索に出掛けました。
フェニーチェ劇場、サンタンジェロ広場、サント・ステファノ協会、アカデミア美術館、サンタ・マリア・グローリオーザ・ディ・フラーリ教会、サンポーロ教会、リアルト橋、サン・サルヴァトーレ教会と巡って、サン・マルコ広場に戻ってくるルートを考えました。

ヴェネツィアは、ドルソドゥーロ、サンタ・クローチェ、サン・ポーロ、サン・マルコ、カンナレージョ、カステッロという 6 つの地区に分かれますが、上のように歩くと、そのうちの 4 つは通ることになるはずだったんですが…

ガイドブックを見て、効率的なルートを予め考えたにもかかわらず、、、

道に迷った!!

地図読むのは得意な方ですが、ガイドブックに載ってないような細い路地がたくさん出てくるんですもの… (T_T) おまけに、迷ってる最中に鳩に糞をかけられた!! ヴェネツィア到着早々にデジカメ壊すウンの無さを嘲笑うかのように、鳩のウンチの洗礼… ほんまに踏んだり蹴ったり。そんな旦那を尻目に、奥さんは大爆笑!! なにもイタリアまで来て、鳩の糞を頭に載せんでも… って。好きで載せとるわけやないがな!!

結局、考えたルート通りに歩けてはいないので、大きく(小さく!?)回り道もしたけれど、何とかサン・マルコ広場まで戻って来た頃には、足が棒のようになっていました。とりあえず、晩ご飯を食べに、近くにあったレストランへ…

疲れ過ぎていたのか、空腹のピークを通り越していたのか、頼んだのはシーフードリゾットとタコ足の唐揚げ、フレッシュトマトのサラダ(単なるトマトのスライスとも言う…)。まぁ、とりあえず、お腹に食べ物入れたし、疲れた体にも休息を与えられたので、お会計して水辺を歩こうということになり、早々とお会計へ… 出てきた代金見てビックリ!!

88 ユーロ

と書いてあった。。。日本円に換算すると、88*170=14,960 円ですか…

確かに、ヴェネツィアは物価が高いと言っていたが、こりゃボリ過ぎだろーが!! メニューをしっかり確認してなかったのが後の祭だったけれども、シーフードリゾットは二人前から注文可能で、一皿の値段が書かれていた(模様)。

えっ、味ですか???

これがまたイマイチだったのがムカつく!!

つづく

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7月 16 2008年

新婚旅行回想録 ― 出国

[ 投稿時刻 ] 23:48 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

先日、掃除してましたら、新婚旅行時の飛行機チケットの半券が出てきました… 非常に懐かしく思いましたが、ほんの 1 年前の話。そう、1 年前の 7 月 16 日から新婚旅行で 9 日間イタリアに行きました。良い機会なので、回想録として残しておこうと思います。

というわけで、この話は 2007 年 7 月 16 日の話です。

新婚旅行のプランは、イタリア旅行の経験のある友人知人、イタリアに詳しい人のアドバイス、インターネットでの口コミ等々を参考にしながら、最終的には大手旅行代理店 J に勤務している大学院の同級生にお願いして、やっと決まったヴェネツィア・フィレンツェ・ローマの 3 都市をゆっくり巡るプランでした。しかし、諸般の事情により、日程が何度か延期になっていました。そのため、出発に向けて非常にテンションが上がっていたのを覚えています♪ 懸念していたのは、現地の天候とユーロ高の影響ぐらいなもの。特に、ユーロ高の影響は滞在中の生活費やお土産代等々にも影響するので、非常に大きな問題で… 出発日時点では、1 ユーロが約 170 円というレート。(T_T)

新婚旅行に出掛ける準備は、二人とも全くしておらず、出発当日は おたふく が 3 時間程度の睡眠、ひょっとこ は時差ボケ対策も兼ねて完徹に近い状態。

最寄り駅には関空行きのリムジンバスの停留所があるので、とりあえず、大きな荷物を抱えて、そこまで向かう。時間は朝の 7 時半。

予定通りのリムジンバスに乗り、無事に関空へ。出発は 11 時のフィンランド航空。ヘルシンキ経由で、最初の滞在地であるヴェネツィアへ。ヘルシンキまで 10 時間 25 分の長旅。ヨーロッパは時差もあるし、飛行時間が長いから疲れるね。。。

関空離陸直後から、隣の席に座る奥さんは深い眠りに陥ってました。旅の思い出に、と… 新婚旅行で最初に撮った写真は、奥さんの寝顔全景と寝顔ドアップでした。

ヒマだってば!!(T_T)

ん~、確かに眠たかったんだけど、イタリアで過ごす時間を思えば、一人またしても非常にテンションアゲアゲでした(えっ、もう死語???)。そのため、手荷物で持ち込んでいたガイドブックを見ながら、訪問予定都市の地図と有名な観光地や建物、美術品に関するお勉強をし、自分たちだけの行程表(単なるノート)作りに着手していました… でも、暫くしたら、旦那も寝てたんですが…

そんなこんなで、ヘルシンキで乗り換えてヴェネツィアへ。本当に長旅でした。13 時間ちょっとかな… 現地はサマータイム導入中ということもあり、日本との時差が約 7 時間。というわけで、現地時間で言うと 17 時ぐらいに到着したことになるわけです。

宿泊地はヴェネツィア本島から少し離れたところになり、空港から宿泊地までバスで移動するためにバスへ向かいました。空港施設内からバス停までの徒歩の時間、日本の同時間帯と比較して…

非常に暑かった!!

まるで、日本の昼過ぎぐらいの日差しのキツさがあり、ジリジリと太陽の光も感じました。。。

バスに揺られること 30 分程度。やっと、最初の宿泊ホテルに到着。ガイドブックにも載っていないようなところで、その街のメインストリートに面していそうな感じではあったが、一見したところ日本のビジネスホテルっぽい感じで、あまりオシャレな外観ではなかった。また、ホテルの周りは住宅街っぽく、ホテルの隣にスーパーマーケットがあるだけで、それ以外は特にお店が見あたらなかった。

ホテルの部屋に入ると、更なるサプライズが待っていたが、ここでは書くのを控えましょう。。。ん、やはり、ホテルの格は★印に比例する、ということですね。

とりあえず、お腹も空いたということで、ホテルの隣にあったスーパーで何か買って、部屋で食べようということになりました。で、二人してスーパーに行ってみたら… 既に閉店していた。

20時閉店って書いてるくせに、
20時前に閉店すんじゃーねーよ!!

せっかくイタリア来たんだし、本場のピザやパスタを食しましょう、ということになって Pizzeria を探して、ホテルの周囲を散策。ホテルが面する大通り沿いを進むこと 1.5km ぐらいかな… やっと一軒 Pizzeria が出てきた。この間、Bar が一軒あっただけで、まともに食べれるお店が無いって、一体どういうこっちゃ…

とりあえず、その Pizzeria に入店し、ピザとパスタを注文。イタリアに行ったことのある人間は、口を揃えて料理が美味しかったと言ってたこともあり、本場の味に期待しながら待つこと数分… 出てきたピザは超巨大、パスタもガツーン!! と大皿で。。。

嗚呼、これが本場のもんかぁ… と、まずはサイズで圧倒されたが、いっそう高まる期待を抑えながら、食してみたら… 味でも圧倒された。

全く旨くねーよ!!(T_T)

結局、奥さんとの結論は、これが本場のイタリア料理じゃーないはずだ、ということになり、第一日目が終了。

つづく

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