乳幼児への新型インフルエンザ予防接種ワクチンの接種が解禁されましたが、皆様はいかがでしょうか。
我が家は季節性の接種を 2 回終え、本日が新型の 1 回目の接種でした。季節性の接種時期の問題もあって、1 回目が本日になりました。2 回目はクリスマスです…

午前中に小児科に接種に行った おたふく ですが、待合スペースはマスクをした子供や、咳込んでいて明らかに体調の悪そうな子供で溢れていたそうです。その場にいるのに気が引けたのか、玄関の外で ポニョ を抱っこして待っていたそうです。今日、そんなに寒くなくて良かった、本当に。

ポニョ!? 注射で泣かなかったことは過去に一度もありません。もちろん、今日も注射される前から

号泣

だったそうですよ。。。はは (^_^;)

昨日来、神戸市を中心としたエリアで新型インフルエンザ発症のニュースが巷を賑わしています。我々が暮らしている身近なエリアです。対岸の火事どころの騒ぎではありません。本当に隣で燃えているんです。いや、隣ではなく、種火は必ず同じ市内にもくすぶっていると考えるべきです。だって、神戸と大阪で発症者が出ているんです。その間がセーフティーゾーンとは考えられません。

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昨日の朝刊で、神戸で新型インフルエンザの発症が疑われているという記事を目にして以降、午前中は家事と育児に追われ、午後から来客があり、その後に外出していて、そのニュースに触れていませんでした。友達から発症確定の一報を聞き、帰宅してすぐに、その事実を おたふく に伝えました。おたふく も午後から育児に追われており、ニュースはキャッチアップできていなかったようでした。

そして、その事実と共に、次のように言いました。

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今日から、当分の間は ポニョ と二人は外出禁止ね…
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と。すると、その言葉を聞いた おたふく はすぐに表情を曇らせて（なんて分かりやすい性格なんでしょうか…）、次のように言いました。

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えー!!
ストレスたまるぅー!
日中、ずっと ポニョ と一緒に家に閉じこもってるなんて!! 外の空気吸いたいぃぃーっ…
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ん!? ストレス??? ストレスたまるぐらいで、家の中にウィルスが持ち込まれないんやったら、ストレスぐらい我慢せぃ!! と言いたかったのですが、理性センサーが働いて、喉まで出かかった言葉をぐっと飲み込み、

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そんなん言うてもな、ポニョ が感染してみ、大変やで…
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と訴えてみるも、あまり納得していない様子でした。

それもそのはず。今週は月曜日に 8 ヶ月の健診、水曜日には友達のところに遊びに行く予定にしていたようです。

それが両方とも パパ が帰宅するや否や、いきなりキャンセルしろ、と言われたもんですから。まぁ、おたふく も情報を持っていなかったので、事態の深刻さを把握していなかったのかもしれません。

でも、これがリアリティです。

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その後、夜のニュースで事態を把握した我々。一夜明けて、今朝のニュースで更に感染が拡大していて、事の重大さを認識してくれた おたふく は実家に電話して状況をヒアリングしたり、友達に連絡をして、予定をキャンセルしたりと対応に追われていました。

我が家にはマスクのストックが計 100 枚弱はありましたが、一応、更にストックしておこうということで、朝イチから パパ はマスクを買いに走りました。開店と同時に駆け込んだにもかかわらず、30 枚入りワンパックの箱を2 箱しか GET できませんでした。ちなみに、その 2 箱は、お一人様 2 箱までという制限のついたマスクパックで、売り出しの最後の 2 箱でした。他のドラッグストア等もいくつか巡りましたが、どこも売り切れでした。

これがリアリティです。

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保育園に通う娘を持つ おたふく の親友は、ニュースで報道されている通り、保育園の休校指定地域に住んでいます。そのため、昼から自宅でお友達が集まって対策会議が開かれていたそうです。
会社からは自宅待機するように、という連絡が来たそうですが、仕事が大事なときでもあり、何日も続けて休めるわけでもないということで、保育園で仲の良い親子が集まり、交代で保育していく体制を協議していたのだとか… 持参するお弁当の具や当番、交代保育のメンバーの中に発症者が出ても恨みっこなし、ということも話し合われたそうです。

これがリアリティです。

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乳児のインフルエンザ は合併症も引き起こすような怖い病気です。しかも、WHO が危険レベルをフェーズ 4 に上げて以降、乳幼児用のタミフル（タミフル・ドライシロップ）ですらも県立病院か大学病院にしか回っていないという話を聞きました（確度は分かりませんが…）。この話が事実なら、普段のかかりつけの小児科に行っても、そこで在庫が切れてしまっていては、新たにタミフルは飲ませることができないということです。大病院に行けば薬があっても、それだけ大勢の人が集まるところには、できるだけ連れて行きたくないというのが親心。それに加えて、抵抗力が弱い ポニョ が A 型インフルエンザに感染しようものなら、ポニョ だけ隔離されてしまうのです。そんなかわいそうな目には絶対に遭わせたくないのです。

日が明けると、恐らく感染者が増え、地域も関西全域に広がっていると思います。出勤には、もちろんマスク着用です。会社到着後、すぐに手指消毒にうがいをするつもりです。上述した通り、我が家では おたふく と ポニョ は当分外出禁止です。天気が良ければ、外出は一日複数回ベランダでの日光浴程度にするように言っておきました。

でも、今回の件は既に発症者が報告されている地域だけの話では無いと思います。まだ対岸の火事だと思っていても、すぐ隣が燃え始めるまで時間はかからないと思います。現時点では、弱毒性でタミフルが有効だと言われていますが、人から人に感染を繰り返していく過程で、ウィルスが変化すれば大事になるというのは、既に報道されている通りです。常に情報感度を高め、早めに準備しておくのが良いと思います。皆様もくれぐれもご注意ください。