7月 07 2008年

アップリカのベビーカー 59 万台余りにねじ脱落による乳児転落の危険あり

[ 投稿時刻 ] 11:50 | [ 投稿者 ] ひょっとこ 

アップリカのベビーカー 59 万台余りにねじ脱落による乳児転落の危険があるそうです。しかも、対応の遅れを指摘されており、企業姿勢と共に考えさせられる事件です。以下、本日の asahi.com ニュースより転載。


経済産業省は7日、「アップリカ・チルドレンズプロダクツ」(大阪市)のベビーカーの欠陥が原因で、乳児6人がけがをしたと発表した。うち1人は顔を強く打って重傷。経産省は、同社が最初の事故が起きた昨年3月以降、事故を隠して再発防止を怠ったと判断。国への事故の報告態勢の改善を求めた。

同社は7日、重傷事故を起こした「超軽量ふわっとベッド ワイドアイtoアイ」など、03年11月~昨年3月に製造した12シリーズ計59万台余を対象に、リコール(交換用部品の無償配布)を始めると発表した。

経産省によると、リコール対象のベビーカーは、背もたれや座面などを支えるハンドルサポート部のネジの締め付けが緩く、使用中にネジが外れて座面が大きく傾く恐れがあるという。このため、昨年3月から先月までに東京や千葉、佐賀などで6件の転倒・転落事故が発生。昨年12月には群馬でベビーカーがバランスを崩して転び、1歳の女児が前歯の神経損傷の重傷を負った。残りの5件でも、乗っていた乳児が頭や顔、ひざなどに軽いけがをした。

同社に対しては、問題の製品の出荷を始めた03年から、「ネジが外れる」といったクレームが多数寄せられていた。昨年3月に最初の事故が起きてようやくネジの締め付けを改良したが、世間に公表せず、5件の軽傷事故については7日になって経産省に報告してきたという。

同社は「事故隠しと言われても致し方ないが、不具合の原因究明に時間がかかった」としている。問い合わせ先は、フリーダイヤル(0120・545・370)。

当然のことながら、突然ベビーカーの留め具が外れても赤ちゃんは受け身なんてできません。それにもかかわらず、これまでに重大事件 1 件を含む 6 件の転倒、転落事故の報告を受け、ユーザからの不具合箇所へのクレームも多数受け付けていたのに、それを世間に公表していなかった企業姿勢ってどうなの???

本件を報じている他のニュースソース(産経時事通信)もいくつかチェックしましたが、ユーザ(になろうとしている身)として考えさせられるのは

自己保身優先の企業姿勢

最近、こういうニュースばっかりで本当に辟易とする。

[ PDF ] 経済産業省 | 〔報道発表〕消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について

アップリカ | お詫びとお願い

本日の おたふく : [ 体重 ] 57.4kg / [ BMI ] 23.5%

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0 のコメントがあります。

  1. どすこい より:

    このニュース、『またか!』と『まさか!』で二重に驚きました。
    すぐに公表しない・・・またか!
    子ども、特に新生児・乳幼児の使用するものなのに・・・まさか!!

    消費者である私たちは、何を信用して買えばいいのでしょうね。。

  2. ひょっとこ より:

    どすこいさん

    コメントありがとうございます。

    本当ですよね。
    ベビーカーって安全基準適合(SG 基準)を謳っているにもかかわらず、その基準の審査自体が
    適正に行われていたのか疑ってしまいますね。

コメント

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